2019年4月27日土曜日

Buddystoolとステンレスワゴン~モッコウバラ

 ガレージのモッコウバラ、つぼみが少しづつ膨らんできました。今日は冷たい空気ですが午後には日が差してきて穏やかな雰囲気です。

カンノウェルディングのオリジナルハイスツール「Buddy stool」が明日納品になります。
山形市内のお店カウンターに5台ご注文いただきました。
カラーは特注の脚×座面共にナチュラル。(通常モデルはブラックとグレーの2色のみですが、物件の雰囲気に合わせて別注可)
明日3台、来月に2台と分けての納品になります。



日本はもちろん北欧でもお仕事をしている松岡智之さんによるデザインで2017年にリリース。
製作と販売を弊社 カンノウェルディングにて行っています。
山形県内の店舗への納入は初めてのことでとても嬉しくおもいます。

製作を進めていたステンレスの厨房用ワゴンも一緒です。
お店の写真など撮影出来ればいいなとおもいます。






2019年4月26日金曜日

こごみの季節~テーブル脚とハンガーバー


・ゴールデンウィーク前の納品が続いています。

ネットからのオーダー。定番の鉄脚でオリジナルの真鍮アジャスターを装着しています。



こちらはバーチ合板のテーブルセット

定番の鉄脚(アジャスター無しタイプ)に天板裏の棚付きです。
いつも遠くからオーダー頂くことが多いのですが、今回は近くのお客様。
木部はセルフフィニッシュとのことで完成が見れないのが残念です。
わざわざ足を運んでいただき直接会って打ち合わせして物を作れるのはやっぱりいいなとおもいます。



ついこの間まで雪が降り寒かったのがいつの間にか桜が咲いて、ゆっくりお花見する間もなく散り。。。
我が家の庭ではこごみが勢いよく出てきました。
朝と夕方に娘と一緒に収穫して連日こごみ祭りです。
あっという間に葉が開いてしまうので、この時期ほんの数日間の愉しみです。
つぎはアスパラ!


製作中の厨房用ワゴンも天気の良いうちに酸洗いをしました。
溶接の酸化被膜(焼け)を強力な酸で溶かしてきれいにする処理です。


午後には急ピッチで作ったハンガーバーの取り付けに。

ゴールデンウィーク中もなんだかんだ納品が続きそうです。




2019年4月22日月曜日

鉄の置台~あれこれ~motorcycle


作業用にと天板の上に置く台のご依頼。
鉄板を4方溶接して置台を作りました。

作業台のフレームを角パイプで組んだり


かわいいサイズのスツール脚を頼まれたりしています。


今日はハンガー金物の現場調査で西川町までいきました。
帰りに少し時間があったので久しぶりに寒河江にある友人のバイク屋さん jitterbugcycleに寄ってきました。


仕事も遊びもとっても刺激になる工業高校時代からの友人です。
それぞれ別の道を歩んでお互いの基地を行き来するようになるなんて、、、想像してたような、してなかったような。








2019年4月16日火曜日

カナモノ製作~ラビットS301


数日前に撮った近所の枝垂れさくらが咲き始めたと思ったら、もう見頃くらいまで咲いています。

気温差と強風で天気が良くてもなんだかすっきりしない日々です。
春ってもっと清々しい気がしていたんですが、、、

最近は細々と単品物の製作が続いています。


ネットからのオーダーで脚金物


ドアハンドル(把手)

古材の天板を組み合わせたカフェテーブルも旅立って、ラスト1台に。


スリットパイプの店舗什器


今日は気分転換にラビットで昼ご飯を買いに行ってきました。
山形市の西部は小高くなっていて遠くまで見渡せる風景が気に入っています。

細々とした製作がもう少し続きそうです。。。

2019年4月8日月曜日

カナモノ製作~あれこれ溶接修理


・住宅用のオーダー金物

ハンガーバーやアンブレラハンガー(傘掛け)、ステンレスのハンガーバー(物干し用)など。

自由設計の住宅などでよくご依頼いただきます。雰囲気や寸法などの都合でオーダーいただいています。


大きな家具(サイドボード)の脚はオフィス用。


ありそうでない寸法のブラケットは公共施設のカウンター用。


曲げに手間がかかる構造は店舗用のテーブル脚。


折れたフレームは同じ壊れ方をしないようにさりげなく強度を上げて直して。


もう売っていない物を作ること。


立ち馬の鉄脚の修理など。


あれこれとやっております。

2019年4月5日金曜日

アンティークベンチの修理~春の風

4月ですがまだ雪の降る日もあり、風が冷たくとっても寒いです。
ガレージのある下反田(大曽根地区)は山形市の西にあって山から吹きおろしてくる風が強くて穏やかな春の印象はありません。

イギリスからやってきたアンティークのベンチ修理依頼です。
後脚の無い(おそらく当時は固定していた為?)ベンチをガーデン用に脚をつけたいという内容です。

形はオーナーさんと打ち合わせをしてイメージを描いていただきました。

イメージを元に原寸を描き、線に合わせて鉄を曲げていきます。


緩い曲線は手曲げ・くびれ部分は炙って曲げていきます。


炙り曲げの場合は曲線の円周の長さを意識しながら。。。






「人が作ったものに自分の手が入る」とても責任を感じます。
本物のアイアンのベンチです。
ロートアイアンなどとよく見たりしますが、鋳物製の量産品だったりただ鉄製のものをアイアンと呼んだり。。。
手を入れる前に、じっくり眺めていると当時どのようにして作られたのか、作った人の丁寧な仕事がみえてきたり発見があったり。
少しでも理解してから手を入れるようにしています。
面倒で大変な作業も出てきますが、ロマンもあって面白い仕事です。